2013年11月23日土曜日

フジコーポ放射能焼却灰裁判について

 放射能を考える佐久地区連絡会のブログに
おいでいただきありがとうございます。

現在、当会では名誉棄損・損害賠償裁判を2つ抱えています。
訴えたのではなく、訴えられています。

裁判についての情報は、新しいホームページにて
発信することになりました。
情報発信が少し遅れておりますが、申し訳ありません。
よろしくお願い致します。

 放射性焼却灰搬入から今年までの、会の動きはこのブログで
ご覧になれます。


放射能を考える佐久地区連絡会 ホームページリンク


http://housyanousaku.web.fc2.com/top.htm

2013年4月15日月曜日

長野県の学校給食について 再質問


4月5日 学校給食の放射性物質測定について 再質問 
   


長野県保健厚生課 学校給食係担当者様

今年131日付けで質問しました「学校給食の放射性物質測定について」
再質問させていただきます。

1 国の一般食品の放射性物質の基準値について

県の前回の回答

 国が定めた一般食品の基準値(100ベクレル/kg)は、小中学生などについては、給食も含めた朝昼夕の3食分の摂取量を考慮して基準値を計算しているため、給食についても基準値に適合していれば安全性は確保されると考えています。

再質問

国の定めた基準の根拠をご存知でしょうか。私の理解では内閣府食品安全委員会で審議され、生涯線量100ミリシーベルトを、食品による内部被ばくだけで上回らない数値から換算し、食品1kgあたり100ベクレルと言う数値が導き出された物と、理解していますが間違いありませんでしょうか。

なぜここで、食品のみで100ミリシーベルトなのでしょうか。

それ以外に福島原発事故による放射性降下物、花粉に付着して体内に入る放射性物質、また焼却炉周辺、処分場周辺で受忍しなければいけない年間1ミリシーベルト等、様々な放射性物質に取り囲まれて私たちは生活しています。

この100ミリシーベルトと言う数値、長野県の放射線アドバイザーでもある放射線医学研究所の明石真言氏はじめ、多くの学者がこれ以下では健康被害が認められないと、広島、長崎の原爆被害者の調査から根拠としている数値です。これはほとんどすべて外部被ばくについて言っていることであり、食品による内部被ばくの事ではありません。

内部被ばくは線量換算係数と言うものを用いて、食品などから取り込まれた、内部被ばく量を外部被ばくに換算したものです。体内に入り至近距離から局部的に放射を受けた細胞の危険度が、はたして平均化されたその係数で危険度を本当にとらえ切れるのか、証明はされておらず、実際にははるかに危険であるとも言われています。

広島で被ばく者の健康影響についてずっと研究されてきた、放射線影響研究所で発表された最も新しい論文「原爆被爆者の死亡率に関する研究、第14 報」で、放射線被ばくにしきい値はない。「全線量域で直線の線量反応関係」を示し、「閾値は認められず」、リスクが有意となる最低線量域は0200ミリシーベルトであった。と発表されています。

そのほかの最新の知見でも100ミリシーベルトでなく、10ミリシーベルトの被ばくにより発がん率が明らかに上昇すると言うデータも複数あります。100ミリシーベルトを10ミリシーベルトとした場合、大人よりも数倍の影響があると言われる子どもにそのまま適用したなら、100ベクレルどころか、10ベクレルでも健康被害が発生する数値と考えられます。

前回の回答「給食についても基準値に適合していれば安全性は確保されると考えています。」
この様な研究結果が存在するのですが、100ベクレルであれば安全は確保されていると県はお考えでしょうか。

2 測定下限値等について

県の前回の回答

Nalシンチレーションスペクトロメータで測定下限値12.5Bq/kg未満を実現するために要する測定時間は1検体あたり約20分ですが、数ベクレル程度まで下げて測定するには相当な時間を要することから、現行の検査件数(1日当たり約24検体)を維持することが困難になります。 また、現下の厳しい財政事情の中で、検査体制の拡充(測定機器の増設、検査職員の雇用等)を行うことは難しい状況でございます。

多数の食材を効率よく検査するため現行の検査方法について何卒ご理解をお願いします

 再質問

私たち保護者は1日24検体の検査体制維持を切に希望しているわけではありません。
検査点数が半分になってもより安全な下限値で検査をしていただきたい。下限値が25ベクレルではあまりに高く、危険な食材を排除することはできません。検査時間を40分~60分にしていただければ、下限値はだいぶ下げられるのではないでしょうか。

検査機器を導入される際、厚生労働省からの補助は、1県につき5台までの放射能食品検査器、金額の半分と記憶しています。現在の検査体制は東北中南信4台ですが、それを電話で伺い4台でなく是非5台でと申し上げました。食品の放射能検査は2年や3年で終わる話ではありません。チェルノブイリでは27年が経とうとしていますが安全のため未だ食品検査は続けられています。それでも住民の健康被害は減らず大変厳しいままです。

3月19日 厚労省 4月から食品のセシウム検査大幅縮小へ まだ事故から2年にもかかわらず 国が内部被ばく奨励の懸念 検査の対象食品数は132から98へ。との記事がありました。

幸いにして長野県では放射能検査は縮小せずに継続して行われるとお聞きしましたが、
 学校給食の検査においてもより安全側に立った、子供たちの内部被ばくを未然に防止できる、検出下限値を下げた検査のご検討を重ねてお願い致します。


4月12日 県からの回答


 長野県教育委員会事務局 教育次長の青木 弘と申します。
 「県民ホットライン」にお寄せいただいた、学校給食等の放射性物質検査に関するご質問についてお答えいたします。

1 国の一般食品の放射性物質の基準値について

国が定めた一般食品の基準値(100ベクレル/kg)は、食品の国際規格を作成しているコーデックス委員会が、食品の介入免除レベル(特段の措置をとる必要がないと考えられているレベル)として年間1ミリシーベルトを採用したガイドラインを提示していること等を踏まえ、流通している食品の半分が汚染されているという想定の下に、食品からの被ばく線量が年間1ミリシーベルトを超えないよう食品ごとに基準値を定めたものと認識しています。

国が実施した食品中の放射性物質のモニタリング検査の結果、中央値濃度若しくは90%タイル値濃度の食品を全年齢層における国民平均摂取量で1年間摂取したと仮定すると、それぞれ年間0.043ミリシーベルト、0.074ミリシーベルトとなり、年間1ミリシーベルトと比較しても極めて小さなものであり、内部及び外部を合わせた全被ばく線量における食品からの寄与は相当低い水準にあると考えます。

なお、様々な食品の中には天然の放射性物質であるカリウム40が存在し、これを食べることによって人間の体内には約4,000ベクレルが存在し、年間約0.29ミリシーベルト被ばくしています。

2 測定下限値等について

県教育委員会で実施している検査については、「食品中の放射性セシウムスクリーニング法」に基づき、一般食品の基準値(100ベクレル/kg)より確実に低いと判定できるスクリーニングレベルを担保できるよう、測定下限値を25ベクレル/kg(セシウムの核種それぞれの測定下限値を12.5ベクレル/kg)としており、測定下限値を超えた検体についてはゲルマニウム半導体検出器により精密検査を実施することとしています。

現在、県では、流通食品や県内産農産物等の検査を定期的に実施しており、全国的にも直近約1年間の検査結果では、基準値を超過し出荷制限の対象となる食品は野生鳥獣の肉類やきのこ・山菜等の一部品目に限定されてきている状況ですが、学校給食に対する保護者等の皆様のさらなる安心の確保のため、国の基準値を上回る食品を速やかに排除し、より多数の食材を効率よく検査するための現行の検査体制について何卒ご理解をお願いします。

なお、今年度、「学校給食一食全体の放射性物質検査」(検出限界値1.0ベクレル/kg)については、検査対象校及び検査回数を昨年度より拡充して実施してまいる予定です。

以上、ご質問への回答とさせていてだきますが、ご不明な点がございましたら、保健厚生課 学校給食係 藤井仁史(電話 026-235-7444 e-mail hokenko@pref.nagano.lg.jp)までご連絡くださいますようお願い申し上げます。


 国が出している資料そのままの回答です。

おまけに天然の放射性物質であるカリウム40まで出てきて驚きます。

 カリウム40は人間と共存してきたもの、福島第1原発から降ってきた人工放射能とはわ

けが違ます。

 県が給食による食材の放射能汚染を心配し、子供たちの健康に配慮した回答とは思えません

し、まるで他人事のような文章です。

 阿部知事も同様の見解と理解してもよろしいのでしょうか。

 下限値引き下げに関しても、国のスクリーニングレベルで下限値25ベクレルだから問題ないと

言う認識。

「学校給食に対する保護者等の皆様のさらなる安心の確保のため、国の基準値を上回る

食品を速やかに排除し、」=「100ベクレル以上の物を速やかに排除し。」と言う事。



 放射能食品検査は、食品安全の分野で国際基準値をきちんと使うならば、検出下限を基準値

1/10以下(10ベクレル以下)、量下限を基準値 1/5 の20ベクレルにしなければならな

かったもの。

 厚生労働省が100ベクレル基準のスクリーニング法を作成するとき 下限値を1/4(25ベクレ


 また、文部科学省からの委託により、県でも行われている「給食一食全体の放射性物質検査」


一週間分まとめてその中から何グラム検査に使うかわからないが、なんと汁ものも一緒にミキ

サーに。 値の高い物が入っていてもほとんど隠れて見えなくなってしまう。

値の高い物を事前に取り除くことはできない気休めの検査。

 今回の県教育委員会の返事にもがっかりでした。子どもたちに安全な給食を食べさせようと

言う気持ちは見えない。

※ 放射能食品検査についての質問は、考える会代表個人の県に対する質問です。




2013年4月9日火曜日

フジコーポレーション最終処分場かさ上げ工事が始まった。

工事用と思われる大量の砕石。





前芹沢市長はかさ上げには反対の立場。今回会の方から出した請願に関し 「かさ上げは県に

慎重な対応を求む」小諸市議会、圧倒的賛成で可決された。

かさ上げに賛成しているのはだれ?

業者と環境保全協議会と請願に反対した3名の市会議員さんだけだろう。



請願が可決するより早く、3月12日、フジコーポレーションより県に変更届が出され、

小諸市民、周辺住民、誰も知らないうちに、工事は始まったようだ。

(環境保全協議会は当然知っていたのだろうが)


擁壁高さ3メートルから7.5メートルに。


新聞にも載らない。

県の担当者は小諸市議会から出された意見書の存在さえ知らなかった。

インパクトなさすぎ。




2013年3月31日日曜日

請願書その後のゆくえ

「小諸市議会として、民間の最終処分場のかさ上げについて、慎重な対応を県に求めてい

ただきたい旨の請願書」が可決され、その後どのような動きで県に提出されるか?


どのような文面になるのか?


請願の紹介議員となっていただいた、小林より子議員を通し確認できましたのでお知らせします。


県への提出は郵送 (もうすでに郵送いたしました。)


文面

長野県知事殿

小諸市御影区にある民間処分場に関する意見書

小諸市御影区にありますフジコーポレーション最終処分場変更計画(かさ上げ)については平成20年11月27日に許可が下りておりますが、不安要因があることから、県として慎重な姿勢で対応していただきますよう要望いたします。

    平成25年3月21日

                                         小諸市議会



                   以上です。申し述べる言葉もありません。

 御尽力いただきました議員の皆様、ありがとうございました。


この元となった請願書の文面
http://strkoo.blogspot.jp/2012/12/blog-post_11.html

2013年3月21日木曜日

請願継続審議 本会議でも可決

 3月21日、小諸市議会本会議 当会で提出した「小諸市議会として、民間の最終処分場のかさ上げについて、慎重な対応を県に求めていただきたい旨の請願書」採択となりました。

http://strkoo.blogspot.jp/2012/12/blog-post_11.html

 御影の清水議員の反対討論。まるで処分場業者のように細かいところまで御存じです。なぜそこまで知っていて反対討論されるか不思議です。「委員会が細かい数字を県に照会したのか」と言うのは委員長が言われた通り、直接確認していないと言う事です。そこは確かにその通り。
 イーステージの汚染状況について、まるで請願に書いてあることは嘘偽りのような討論。
塩化物イオン、電気伝導度はどんなに高くても問題は無いととれる討論でした。

化学物質、重金属が出ていなくても遮水シートが破れている可能性は大問題、やがて危険な物質も
漏れ出る恐れが高い。


 賛成討論 共産党 小林より子議員「放射性物質を埋め立てた処分場が長い期間本当に大丈夫なのか、50年、100年後に、負の遺産を残さないことが私たちの役割です。」

 福祉環境委員長、「市民の心配するその思いもわかる。そこは委員は同意した。放射性物質の入る前に出されたかさ上げ許可、県に慎重な対応を、と求めることは間違いないのではないか。」

 採決 賛成多数 反対3 可決となりました。県はイーステージ処分場に関し問題なし(漏えいしていない)との立場です。前市長が反対の姿勢だったフジコーポレーション処分場のかさ上げに対して、市議会として県に慎重な対応を求めていただく。

 御影区の方は区長さんも議員さんもフジコーポレーションの事となると、まるで我が事のように熱心ですね。私は国が推進する放射性物質の拡散には反対です。汚染のないところに汚染地帯から運んでくるのは賛同できない。1民間業者が100年先まで責任が負えるわけがありません。

 責任が負えるのは漏れ出す前まででしょう。漏れ出したらどうしますか?全て埋め立てを掘り返し移動する?漏れるに任せるか、大量の飛散を覚悟で掘り起こすか?
 永久に持つコンクリートの建造物はありません。処分場のセメント固化もいずれ劣化します。
今は水は通さないと言いますが、劣化したその時水は通ってきます。コンクリートのビルにも屋上は防水シートを使っています。放射性セシウムはセメント固化の中で水が入るときわめて溶出しやすい。

 前にも書きましたが、今のイーステージ処分場の県の対応が、フジコーポレーションでもそのまま同じ対応となるでしょう。年月が経ち、もし漏れて来てもそれを認めない、または検査が基準値以下だから漏れていても大丈夫と言う。処分場との直接因果関係はわからないと言う。

 日本においてはそれを守ることさえ厳しくなってきていますが、大事なのは子供たちの将来の環境。
それを今の大人が金に換えて先食いしてしまう権利はない。それは無関心な大人についても、賛同しているのと同じ。

 長野県はイーステージの処分場対する対応はこれまで通りと考えているようですが、周辺住民としてそれでは納得しがたい。漏えいの疑いがきわめて高いにも関わらず重金属などの汚染物質が漏れ始めてからどうするか考えると言うのか?それでは遅い。塩化物イオン以外が漏れ出していないうちに対応を。

 請願において、慎重に対応していただきたいと言う非常に柔らかい書き方で書き、

イーステージ処分場の漏えいについて、県は早急に因果関係を調査すべきとまでは

書かなかったので、その辺について県はどう対応してもらえるのでしょうか。

2013年3月15日金曜日

市長面談、要望書提出


平成25315
小諸市長 栁田剛彦様

2500ベクレル放射性物質協定基準引き下げについての要望書

                           放射能を考える佐久地区連絡会

要望の要旨
市長の表明された「2500ベクレルからの引き下げ」について、業者との話し合いを早急に実施していただきたい。現状において、市民説明会を行っていただきたい。

要望の理由
昨年9月議会において表明された2500ベクレルの引き下げ、いまだ進んでおりません。
環境保全協議会は会社側の防波堤となっており小諸佐久地域住民の、健康に対する心配の声とは全く異なっています。1月時点で、協議会会長(御影区長)のお話では「引き下げるつもりは全くない。」とのことです。
会社、環境保全協議会会長の言葉から引き下げるべき理由を見出したいと思います。
一昨年8月の住民に対する説明会では、フジコーポレーション会長、御影区長とも「引き上げることはけしてない」と断言していました。
市長が替わられ早々、新規の500ベクレルを5000ベクレルと1本化し2500ベクレルに変更されました。会社側の言うには「引き下げたとも言える」とのこと、しかし5000ベクレル基準での受け入れ自治体では、線量の高い物はすでに埋め立て終了し、昨年5月時点では佐久市の960ベクレルが最大値であり2500ベクレルには遠く及びません。

業者側は500ベクレルは前市長との約束。」とも言っております。
市長が交代しても協定の基本は同じ。市民の安全側に立つものでなければいけないと思います。
「佐久市がガレキを受け入れ焼却希望しているので引き上げた」と。
長野県、阿部知事がガレキ受け入れに関し慎重姿勢なので、佐久市がガレキを受け入れることはありえません。他自治体のガレキ焼却灰に関しても埋め立ての可能性はありません。

年度末で、今までの事前協議の受け入れ分は一段落してくると思われます。
4月までに引き下げにならなければ、また1年高いままである。
会社は一昨年、500ベクレルから上げることはない」と言いながら1年経たないうちに引き上げに動いています。これからも信用はできないし、国の基準8000ベクレルまで引き上げる可能性は残ります。

協定は小諸市長の一存で事が決められるのでなく、市議会で議論する、または小諸市の小諸市環境審議会での議論を経る等、より慎重な対応が必要なのではないでしょうか。

1kgあたり約600ベクレルと言う数値は1㎡換算しますと40000ベクレルになります。これは放射線管理区域の数値です。500ベクレルという数値はこれを超えない、
ぎりぎりの数値でした。かつ、その当時の食品の基準値でした。それまで国の設定していたクリアランスレベル100ベクレルは超えていますが、食品の基準は市民にとって一つの納得基準にはなっていました。
実際には何メートルも積み上がって来るのでこれをはるかに超えてくるのですが、これをいきなり一方的に5倍に引き上げ、国の基準は8000ベクレルだからと言われても納得できるものではありません。8000ベクレルは安全基準ではありません。11ミリシーベルトまでは、処分場の作業員と周辺住民は我慢しなさいという数値です。国は8000ベクレルの責任を取るわけではありません。
もし健康に関する被害が発生した場合、被害者は大変な重荷を背負う事になります。
裁判を起こしても因果関係がきちんと証明できないでしょう。
国際的な常識として、放射能汚染物は移動しないと言う事です。わざわざ汚染の少ない地域に移動してきて、埋め立てるなど許容できることではありません。
これら埋め立てられた放射性物質は我々の責任でなく、小諸、佐久の子どもたち、孫たちの責任として残されます。非常に重い置き土産です。そんな一方的で勝手なことが許されるのでしょうか。
今これにかかわり、進めている方々は誰一人責任も取らず去って行きます。
アルカリ金属に属するセシウムは、きわめて水に溶出しやすい性質を持っています。現在は安全としても、時間の経過と共にセメント固化が劣化し、水を通し易くなって行きます。その時遮水シートの安全性は確保されているでしょうか。必ず漏れ出て来ます。
危険な放射性物質の量はできるだけ少なく、数値はできるだけ低く抑えていただきたい。

現在、同じ御影区にありますE-ステージ処分場からは、浸出水の地下水への漏えいが強く疑われている状況です。検査により県も処分場内と地下水の因果関係がありそうだと言っています。しかしながら最新の状況では、県は調査を進めるつもりはないようです。

これら処分場に関する実態を多くの市民が知らない、議論する機会もない。
市民説明会は是非必要なことではありませんか。
 現在、放射性物質の埋め立てが進む中、かさ上げ問題、新規処分場問題等があり、会としてはこれからも注意深く見て行きたいと思います。
以上




 栁田市長、放射性セシウムの協定基準、昨年9月に2500ベクレ


ルからの引き下げを示唆していたが、これが撤回され


た模様。市議会、柳沢乃ぶ子議員の質問で判明。


 この前回の情報は違っていました。関係者の皆さんには謹んでお詫びいたします。市長はじめ市は、引き下げに向け環境保全協議会引き続き協議しているとのこと、その点では安心しました。


 市側の努力はわかったのですが、協議のなかで、具体的に何が話し合われ、なにが進展しているのかはっきりせず、
未だ引き下げの合意がなされていないのは心配です。以前の基準に1日でも早く戻してほしい物です。

2013年3月14日木曜日

請願審査と市長面談 2500ベクレルは?

小諸市議会として、民間の最終処分場のかさ上げについて、
慎重な対応を県に求めていただきたい旨の請願書

http://strkoo.blogspot.jp/2012/12/blog-post_11.html

 12月の小諸市福祉環境委員会で、審議されましたが継続審議となっていた
請願ですが 3月13日午後1時30分より、審議され、全会一致で可決になりました。

 一部委員が交代となり、請願に紹介議員となっていただいた小林より子議員が
入りました。神津真美子議員が入りました。
福祉環境委員だった、柳沢乃ぶ子議員が総務文教委員会へ、
福祉環境委員長だった、柏木 博美議員が経済建設委員会へ。

 請願の紹介議員の場合採決に加われず。これが小諸市議会の今までの慣例のようです。
よって今回、小林議員は意見は言えますが採決には加われませんでした。

 小林議員「現在、放射性物質が埋めたれられており、私たちの50年先、100年先の
責任として、かさ上げには慎重に対応すべき。」

 清水議員「われわれ議会人の務めとして、疑わしきは正していくべきと考える。」

 神津議員「前市長の時、かさ上げに関し県知事に質問書を出している。許可が下りているのは前の村井知事の時ですよね。今の阿部知事は物事を公正にとらえることができる
知事と思います。改めて市議会として要請書を出す意味はあるのではないか。」

(これがその時の質問書)
http://strkoo.blogspot.jp/2013/02/blog-post_15.html


採決 4名 賛成 全会一致で可決。


 仮に会の提出した資料の真偽に疑いがあったとしても、

(県に情報公開を求めた資料と県による水質検査の資料)
この水質検査のグラフ
http://strkoo.blogspot.jp/2012/11/blog-post_28.html
12月に行われた県の水質検査
http://strkoo.blogspot.jp/2013/02/blog-post_19.html

「慎重な対応をしていただきたい。」議員の皆さん、この点に関しては異論はありませんでした。
 この後、市議会で審議され可決になれば、阿部知事に要請書と言う形になろうかと。
この先の進め方は市議会で決定されます。

 ありがとうございました。
 小諸市議会は市民の心配をきちんと受け止めていただき、ありがたいと思います。




 栁田市長、放射性セシウムの協定基準昨年9月2500ベクレ


ルからの引き下げを示唆していたが、これが撤回され


た模様。市議会、柳沢乃ぶ子議員の質問で判明。


 3月15日(金) 放射能を考える佐久地区連絡会では市長面談を予定しています。



なぜそうなるのか?現時点では理解できません。

業者が拒否し続け、動きがとれないからか?

国の基準が8000ベクレルだからか?

(リンクがもしかすればずれて行くのではと危惧していますが、おかしかったら
教えてください。)